フィルハーモニア管弦楽団（ロンドン）、サントゥ、チョ・ソンジン

イベント情報

ロンドンの息を呑むようなサウスバンク・センターで、クラシック音楽への理解を深める究極のコンサートをお楽しみください。

鍵盤の達人として名高いピアニスト、チョ・ソンジンがフィルハーモニア管弦楽団とともにステージを彩り、ショスタコーヴィチの最も気まぐれな協奏曲を披露する。

2015年のショパン国際コンクールでの印象的な優勝以来、チョの音楽的旅路は絶え間ない上昇を遂げてきた。前回のエディンバラ国際音楽祭でのフィルハーモニアとの共演は賞賛を集め、スコッツマン紙は彼の「驚異的な敏捷性」を称賛した。ショスタコーヴィチの「ピアノ、トランペットと弦楽のための協奏曲」は、快活さとウィットにあふれた作品である。

フィンランドの首席指揮者サントゥの指揮のもと、シベリウスの交響曲第6番で幕を開ける。シベリウスはかつてこの交響曲を「純粋な冷たい水」にたとえ、1920年代に同時代の前衛芸術家たちが提供した多彩な「カクテル」とは一線を画していた。

ショスタコーヴィチは、自身の交響曲第6番について、「春、喜び、青春の気分」を反映させる意図があると述べている。この曲は、青春期の波乱に満ちた感情を暗示しているのかもしれない。内省的な冒頭から活気に満ちたスケルツォが続き、衝撃的なフィナーレに至る。

英国韓国文化院の後援。英国・大韓民国友好140周年記念。