サン・トゥスタッシュ教会
パリ, フランス
Eglise Saint‐Eustache
パリで最も重要な教会の一つに数えられるサン・トゥスタッシュ教会は1532年から1640年の間に建設されました。お城のような美しい外観でも有名なこの教会はルーブル美術館とロイヤル・パレスの側にあり、フランス革命が起こる17世紀まで王室の教会として利用されていました。権力者たちがここで歴史を創り、宰相リシュリュー、ジャンヌ・アントワネット・ポアソン(後のポンパドゥール夫人)やモリエールなどがここで洗礼を受けています。またルイ14世はこの場で聖餐を開催し、ラ・フォンテーヌやモーツアルトの母など様々な有名人がここで葬儀をあげています。この教会は音楽史においても重要で、ベルリオーズ、フランク、リストなど数多くの有名な作曲家達がコンサートを行いました。1963年からJean Guillouが才能ある音楽家と共にオルガン演奏を行っています。
住所
サン・トゥスタッシュ教会, 2, rue du Jour, 75001 パリ, フランス, Googleマップ