トスカーナ管弦楽団 — Andrea Battistoni & Dmitry Masleev

イベント情報

チャイコフスキー、ボロディン、リムスキー＝コルサコフの名作をフィレンツェのヴェルディ劇場で演奏する驚異的なパフォーマンスで、かつてないクラシック音楽を体験しよう。

「厳格さと柔軟性を兼ね備えた技術的才能」、「解釈者としての目覚ましい成熟」。これは、ジュゼッペ・ロッシが『ナツィオーネ』紙上で、昨シーズンの最終公演でトスカーナ管弦楽団の指揮台に立ったアンドレア・バッティストーニを評した言葉である。ヴェローナ出身の若手指揮者がORTに戻ってくる。ヨーロッパで彼を頻繁に見かけることは珍しいので、じっくりと耳を傾けるチャンスだ。実際、ここ数年、彼のキャリアは、東京フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者を7年間務めた日本で発展してきた。彼が提案するプログラムには、十中八九ロシアがある。すなわち、ボロディンとともにロシア音楽ナショナリズムの創始者の一人であるリムスキー＝コルサコフのシンフォニエッタには、多くのポピュラーなテーマが存在する。そしてセンセーショナルなヒット曲、チャイコフスキーの協奏曲作品23が登場する。2015年にモスクワで開催された権威あるチャイコフスキー・コンクールで優勝したシベリアのドミトリー・マスレーエフなら、簡単に到達できる峰だ。

テアトロ・ヴェルディ

テアトロ・ヴェルディは、1854年にフィレンツェの「ジュゼッペ・ヴェルディ通り」に設立された劇場。元々パリアーノ劇場として知られていたこの劇場は、トスカーナで最も人気のある劇場のひとつとなり、あらゆる種類のショーや、トスカーナ管弦楽団の登場によるクラシック公演を歓迎しています。トスカーナ地方最大のイタリア式劇場であるこの建物は、ヴェルディの名作「リゴレット」の上演で落成し、1901年に作曲家に敬意を表して改名された。トスカーナ管弦楽団の本拠地であるこの劇場は、現在、鮮やかなクラシック・プログラムと演劇シーズン、そしてロックやポップスの公演を兼ね備えている。