ベルリン・フィルハーモニーアメリカ弦楽四重奏団
イベント情報
アメリカン・ストリング・カルテットの演奏は、ニューヨーク・タイムズ紙で豪華で美しいと絶賛されている。数十年の経験を持つこの国際的に有名なアンサンブルは、世界中で尊敬されるサウンドを実現している。2019年、クァルテットは結成45周年を迎え、ベートーヴェン、シューベルト、シェーンベルク、バルトーク、モーツァルトのクァルテット全曲演奏は批評家の称賛を集めた。モーツァルトの弦楽四重奏曲の録音は、ストラディヴァリウス製の楽器で演奏され、このレパートリーの金字塔とみなされている。
今回、ベルリンのフィルハーモニー室内楽ホールにゲスト出演するにあたっては、ショスタコーヴィチ、ラヴェル、モーツァルトのクラリネット五重奏曲を含むプログラムを用意した。ドイツ系イスラエル人のクラリネット奏者シャロン・カムは、エコー・クラシックの「インストゥルメンタリスト・オブ・ザ・イヤー」を2度受賞している多才なアーティストである。バターのようにソフトなアプローチと、温かみを放つ丸みのある音色で聴衆を魅了する。ポツダム・ノイエステ・ナッハリヒテン紙によれば、彼女のソウルフルな表現と情熱的な波動は、楽器を人間の声に変えてしまうようだ。
全体として、アメリカン・ストリング・カルテットが受け継いできた豪華な演奏と、シャロン・カムの魅惑的な芸術性が相まって、ベルリン・フィルハーモニーでの室内楽の忘れられない一夜が約束される。