セクエンティア

アンサンブル

ベンジャミン・バグビーと故バーバラ・ソーントンによって設立されたシーケンティアは、30年以上にわたる国際的なコンサートツアーを行い、ヨーロッパ、北米、南米、インド、中東、アジア、アフリカ、オーストラリアで公演を行ってきた。ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの『Ordo Virtutum』、『Cividale Planctus Marie』、『Bordesholmer Marienklage』、ハインリヒ・フォン・マイセンの『Frauenleich』（このうちのいくつかはテレビ放映された）などの音楽劇プロジェクトに加え、中世音楽の全領域を網羅する70以上の革新的なコンサート・プログラムを実現させてきた。
このアンサンブルの活動は、声楽と器楽のソリストによる小規模なツアー・アンサンブルと、ラテン語の典礼聖歌とポリフォニーを演奏するための男声による大規模なアンサンブルに分かれている。セクエンティアは、ベンジャミン・バグビーやアンサンブルの他のメンバーによって行われたプロフェッショナル・コースで訓練された多くの若い演奏家たちに、新しい世代を鼓舞してきた。ドイツのケルンを拠点に25年間活動した後、2002年からはパリを本拠地としている。